技能実習生受入れの流れ
ご相談・お申込みを頂いてから受入れを開始するまでに、入国許可の各種手続きが必要となる為、お時間が必要となります。こちらではお申込みから帰国までの流れを、ステップ毎に解説しておりますのでご覧ください。
お申込み・組合加入
当組合にお申込み頂けましたら、ご希望される技能実習生の年齢や職種、雇用条件などをヒヤリングさせて頂きます。尚、外国人技能実習生を受入れる場合は、当組合員であることが条件になります。そのため、受入れが決定しましたら、当組合に加入して頂く必要があります。
候補者の選考
ヒヤリングさせて頂いた内容をもとに、企業様に最適な候補者をベトナム送出し機関に依頼致します。現地面接に向けて書類選考を行い、熱意があり意欲的な候補者を選抜いたします。
現地面接
直接ベトナム現地にて技能実習生の面接を行います。組合スタッフが企業様と現地まで同行し、面接に同席させて頂きアドバイスさせていただきます。面接と一緒に実技・学科試験も行い、合格者を最終決定いたします。
※現地に出向けない場合はWebを使った面接(オンライン面接)や、組合スタッフが代理で面接する事も可能です。
入国前の講習
面接後、技能実習生の採用が決定しましたら、ベトナム現地にて入国前講習を約3~5ヶ月間行います。コミュニケーションの源となる「聞く・話す」に重点を置いた日本語教育はもちろん、日本の生活習慣や文化などを身に着け、いち早く日本の生活に慣れるよう講習を行います。
各種申請・手続き
技能実習生の入国に必要な在留資格認定証明書、ビザの申請等を行います。
受入れ企業及び送出し機関から提出された書類に基づいて、「技能実習計画」等の書類を企業様と共に作成し、外国人技能実習機構に提出します。認定後、地方出入国在留管理局に「在留資格認定証明書」の交付申請手続きを行います。その後、認定証明書を送出し機関に送付し、在外日本国公館にて査証(ビザ)申請を行います。これにより技能実習生は「技能実習1号ロ」の在留資格を得て日本に入国することが可能となります。
実習生の入国
無事にビザが発給されたら日本へ入国です。空港へ到着した技能実習生を組合スタッフが出迎え、入国後講習施設にご案内します。
入国後の講習
入国後講習では約1か月間、日本の環境で、実際に生活しながら語学や日本の文化・生活習慣(ゴミの分別、掃除の仕方など)を改めて学びます。更に地元の警察署や消防士と協力し交通ルールや火災訓練の講習等も行います。
雇用・技能実習の開始
講習終了後、技能実習生は企業様へ配属となり技能実習を開始します。配属手続き(役所手続きや銀行口座の開設など)もすべて当組合でサポート致しますのでご安心下さい。また、組合スタッフによる定期訪問(毎月)や監査訪問により逐一状況を確認しサポート致します。
在留資格の変更手続き、技能検定
技能実習生が入国2年目以降も実習を継続する場合は、在留資格を「技能実習2号ロ」へ変更する必要があります。変更には技能検定(学科・実技)を合格しなければなりません。当組合では、独自のテキストや模擬テストを使用し、実習生が合格出来るよう全面的にサポート致します。
技能実習2号に移行 【入国2年目】
技能検定に合格した実習生は、「技能実習2号ロ」という在留資格で残りの2年間、引き続き実習を行います。1年目よりさらに難しい技術を身に付ける事が出来ます。
※4年目以降も実習を継続したい場合は、在留中に技能検定(実技)を同様に受け「技能実習3号ロ」という在留資格を取得する必要があります。
実習生の帰国
3年間(最長5年間)の技能実習が無事終了し、日本で培った先進技術を身に付けて本国に帰国します。帰国後、日本で習得した技術やノウハウを母国の発展に役立ててもらいます。